多機能ペンⅡ

二つの要素を組み合わせた機能ペンではあるものの、半世紀以上にも前からあった発想を新たに商品化したのが、このペンです。鉛筆の持つ滑るような書き心地は、シャープペンにはなかなかないものです。ただ、そうは言っても、ちびてきた芯をこまめに削り直したり、せっかく削った芯が折れてしまわないようにキャップをつけて保護したりするのは、手間が掛かります。

年齢と共に鉛筆を使わなくなってきたという人が多いのも、うなずけます。

そこで、大人にも使って貰える鉛筆を世に出そう、ということで発売されたのが、芯を詰め替える事のできる「鉛筆」です。商品開発の際に求めたのは、鉛筆の滑らかな書き心地と大人でも使いたくなる実用性の両立だったようです。鉛筆と同じ黒鉛の芯を活用し、ペン軸も鉛筆に使用する木材を活用しているので、実際に、このペンを握った感触は、まるで鉛筆のようです。その一方で、シャープペンの持つ実用性のある機能を活用することで、書き心地は鉛筆のような滑らかを実現し、大人にも日常的に定番として使って貰えそうなペンが出来上がりました。

実は芯の先を削る用具も準備されています。グリグリと刃物で芯を削りだす鉛筆削りの機能ではなく、芯を砥ぎ、滑らかに細くするような専用の削り器です。この削り器を使うことにより、芯に余計な負荷をかけることがないため、削りだすときに芯が折れる心配が少ないとのこと。

実際に使ってみると、鉛筆そのものの太くでやわらかそうな芯で、滑らかに文字を書くことができます。細いシャープペンの芯のように、書いている途中でもポキンッと折れてしまうこともなさそうです。また、お尻に消しゴムの付いたモノや、タッチペン機能の付いたモノもあり、隠れた定番商品になっているのも納得のいくところです。

 

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